Camino de Santiago 旅日記

新しい旅を計画しています

【アメリカ一周バス旅】2.Nevada.Utah

バスでリノまで移動。162mile

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 Nevada州に入った。途中シエラネバダ山脈を超えたが、意外なほどあっさり峠越えをしたので少しがっかり。ヨセミテ国立公園とか寄ってみたかったけど。また次回。

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 リノはラスベガスに次ぐギャンブルの街。ゴールドラッシュの時に栄た街としても有名。なのでバスディーポでもスロットマシーンがずらっと並んでいて、皆さん熱心にお金を投入していた。私も少しだけ参戦したが早々に退散して、ベンチでサンドイッチをほおばった。懐が淋しい人は立ち寄るべからず。

 ここで安宿を見つけるのは至難の技だとすぐに判断して、バス泊を決意してソルトレイクシティまでロングドライブ。518mile 

 8時間以上のバス旅。景色は行けども行けども代わり映えしないところで、ただひたすら眠っていた。

 ユタ州に入った。ユタ州といえばソルトレイクシティ。この街モルモン教徒の街。ギャンブルの町から信仰の街にきた。この落差もアメリカなんだと実感した。街では公共の場所ではアルコールはもちろんのこと、コーヒーも飲めない。飲み物といえば水かジュースしかない。正に禁欲の街。タバコなんてもってのほか。

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 時間があったので、街をぶらり。末日聖徒イエス・キリスト教会、いわゆるモルモン教会の本部に行ってみた。デカイ、豪華な教会。いかにもアメリカの教会。近代的。

 ここで親切なおじさん信徒さん(Andersonさん)に声をかけられ、適当に相槌をうっていると教会内の一室に案内された。そこは日本人女性のオフィス。Mitaraiさんという方だった。その方はこの本部で教会関係の仕事を長年されているとかで、しばらくお話を伺った。

 その後、Andersonさんに連れられて、その友人たち(Bill ForsythさんとQuentin S HaleさんとLyle Greenさん)と食事に出かけた。中華料理の店。気を利かせてくれたのだろうが、あまり美味しくなかった。共産主義は絶対排除すべきだ。アルコール、コーヒー、タバコは人間をダメにするとかいう話を承った。

 最後にはLyle Greenさんが作ったFlip Flap命名のコースターのようなプラスチック製の円盤を見せてくれた。盤の両面には広告が載っている。これをアメリカで売り出すとか言っていて、日本でも売れるかどうか訊いてきた。どうみても売れそうもない品物。返事に困っていると2枚ほどサンプルで持っていけと言う。何年か前まで持っていたが、その後ヒットしたとは聞いていないので、やはり売れなかったのだと思う。

 その日はバス移動の日と決めていたので、おじさんの泊まって行けとの誘いを断り、Bus Depotへ向かう。最後におじさんの娘さん(Debbie Green)と電話で話をと言うことで、日本に来たら会おうねと言ってバスに乗った。

 いろいろ親切にしてもらって印象深い街でした。

 ちなみに時間がなくなってソルトレーク(湖)は観ていません。

使用金額1.50$  ソルトレークシティでは全てゴチになった。

       おまけにLyle Greenさんから小銭6$頂いた。

移動距離680mile