Camino de Santiago 旅日記

新しい旅を計画しています

「四国遍路 歩いて区切り打ち」Day 15

今朝も4時に目覚めました。寝るのが早いので仕方ないですね。今日もゆっくりスタートでも良いのですが、せっかくなのでバスで桂浜に行って龍馬さんに再会する事にしました。

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たぶん30年ぶりぐらいだと思います。浜は見違えるように綺麗になっていて、お店もモダンな雰囲気です。でも時間が早いので開店していません。

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龍馬像はこんなに古いものだとも知りませんでした。

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桂浜、良い所です。

今回は観光が目的ではないので、30分ほどで切り上げ、バスに乗って昨日まで歩いた長浜というバス停まで行きます。

33番札所 雪蹊寺の前を通り、8:20 遍路道スタートです。

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次の目的地は種間寺

この地域も田植えの準備がすでに始まっていて、田に水を引き、田おこしを盛んにやっています。

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田舎道をひたすら歩くと、

34番札所 種間寺 到着です。

山門がなくて道路から直接境内に入っていきます。やっぱり山門があったほうがいいな。

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今度は35番札所を目指して歩きます。

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こんな古い橋などを見ながら歩いていると、昨日出会った台湾の方とまた遭遇しました。35番から逆打ちをしてるのです。理由を尋ねると、宿が取れなかったので、高知駅から土佐市までバス移動して35-34-33と廻って高知に戻るそうです。皆さん宿の確保には困っているようです。

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今日は時間に余裕があるので、Macで時間調整です。普段は決して食べないBigMacを頬張りました。店内は春休みの中学生ばかりで、落ち着きません。何とか1時間粘って退散します。

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今日最後の札所 清滝寺到着です。途中の坂と階段はキツかったので、思わず露店の分担を買ってしまいました。2個で100円。

最後の登りで頑張ると山門です。

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境内にたどり着くと、タクシー遍路さんでいっぱいでした。おまけに分担も自由販売で山積みでした。これにはけっこう力が抜けました。

ここで、顔見知りの遍路さんに再会です。初めて声をかけたら韓国の方でした。日本語、英語が全く通じません。彼のスマホで翻訳しながらの会話です。バックパックは15kgもあって、野宿遍路をしているとのこと。韓国の仏教徒でカードをくださいました。

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毘沙門天、宝蓮華経と書いてあるので納め札のようなものでしょうか?わかりません。

今日の宿はお寺の近くの温古社さんです。古民家を買取り宿にしています。

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食事の提供はないので、麓のコンビニで食料持参できました。持参していない方には500円でレトルトカレーが提供されていました。

おかみさんは愛知県から単身赴任とかで、気さくな人です。

同宿者は広島とドイツのお遍路さん。今日も旅の情報交換で楽しい、質素な晩餐でした。

今日のお遍路 20km 29000歩 でした。