Camino de Santiago 旅日記

新しい旅を計画しています

「四国遍路 歩いて区切り打ち」Day 33 61番から64番 前神寺

外はものすごい風の音。今日は強風波浪注意報が出ています。おまけに雨の予報です。山は酷いことになるかもと、朝6時お遍路さんの団体が早めの朝食を済ませ出発して行きます。

私も少しでも天気が良いうちにと出発です。

61番 現在本堂の新築中でご本尊はこの建物の中に。

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広い講堂に誰もいないのでちょっと不気味。
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次は62番 国道傍にある小さなお寺。これが八十八ヶ所のお寺?と思うほど。強風で灯明や線香に火がつきません。写真もなしです。

この辺りは61番から64番がすぐ近くにあります。

63番吉祥寺も国道から少し入ったところに。
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今日は春分の日。車遍路の方がたくさん来ています。歩き遍路は私だけ。

次の64番に向かって歩いていると、前方の車が止まってご婦人が降りてこられご接待を頂きました。
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きっとこの方、いつお遍路さんに会えてもいいように、車に準備してくださっているのでしょう。ありがたいことです。

少し行くと石鎚神社がありました。
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とても大きな門。参道もすごく長くて荘厳です。

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階段の手摺りには石鎚山修験道に掛けられていた鎖が。
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階段の上から白装束の女性が降りてきます。そういえば2日前に宿坊で出会った山口県さんも同じ格好をしていて、石鎚山信仰の話をしていました。ここは普通の神社と雰囲気が全く違います。
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まだ天気は持ちこたえています。次の64番に急ぎます。64番札所前神寺。ここもとてつもなく広い境内です。

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本堂に辿り着くまで結構あります。

なぜこの像だけ茶褐色に変色するのか不思議です。
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これが本堂。立派です。石鎚神社前神寺、この辺りの人々の信仰心の熱さを感じられます。
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ここから20km 新居浜を目指して歩きます。

難点はただひたすら国道沿いを歩くことです。

唯一あった休憩所。助かります。
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今日はビジネスホテルに泊まって友人と美食です。友人お勧めのイタリアンレストラン。

Lumino Carino 評判お店のようで予約で満席。

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トリュフをふんだんにかけてリゾットをいただきます。
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そのほか、ヒラメのカルパッチョ

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牡蠣のパスタ。クリミを頂きました。
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料理も良かったのですが、この店の魅力はイタリア産ワインです。料理に合わせてお勧めのワインをサーブしてくれます。年にひと月お店を閉めてイタリアにワイン修行を兼ねてワイナリーを巡るそうです。お腹いっぱい食べて飲みました。

 

本日のお宿 ルートイン新居浜 903km地点

歩いた距離 27km 39000歩