Camino de Santiago 旅日記

新しい旅を計画しています

【Norte】19. Gijón - Avilés

清々しい目覚めです

二段ベッドじゃなくてシングルベッド

おじさん達のイビキの合唱もない夜は素晴らしい

前日に用意した、パンとヨーグルト、ブドウを食べて出発です

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Gijón は中心街のすぐそばに浜辺があります

夏はさぞかし賑わったのでしょう

朝7:30は誰もいません

 

ここぐらい大きな街になると、街から抜け出すのが大変です

巡礼路を示す黄色の矢印やCompostela の看板がないのです

あるのは歩道に埋め込まれたホタテ貝だけ

薄暗くてよく見えません

当てずっぽうには歩けないので、Maps.meに入れたルートを頼りに歩いていきます

これは何と言っても便利です

 

しばらく行くと郊外に

そこには巡礼者と思しきバックパック姿の2人

これで間違いなしと確信します

 

ふと後ろを振り返ると昨日コインランドリーであったイタリア人がいました

Marioさんです

ここまで来るのに2時間かかったと言っています

私が30分で来たのにです

ホタテ貝を見つけるのに苦労したと言っていました

私がホタテ貝を見つけたのは、たった一つだけでした

今日はこのMarioさんと歩いていきます

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いかにもイタリア人という感じのいい感じのおじさんです

もともとはシチリア島の出身だったそうですが、現在は北部のピエモンテ州に住んでいるそうです

彼もまた膝を痛めているそうで、昨日はGijón の街の手前からバスに乗ったそうです

でも、そのようには見えないくらいのスピードでガンガン歩いていきます

そして彼の凄いところは、ルートを的確に示してくれるところです

英語はさっぱりダメなようですが、イタリア語でどんどん話しかけてきます

何となく意味がわかるところだけ、siとかnoとか言っています

 

やっと郊外を出たら工場地帯です

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石炭を運ぶ長い搬送路が延びていて、物凄い煙りを吐き出しています

いまもこれで火力発電をしているようです

 

200mほど登っていつもの牛さんたちの世界です

やっぱりこれがイイかもです

 

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街の洗濯場も残してあります

何でも壊してしまわないのがいいのでしょう

 

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農家の庭先には昔使った農機具が、見て行って良いですよと置いてあります

残しておくものですね

 

今日の街、Avilésに向かって一般道に出てきました

右も左も工場だらけ

一直線の道を大きなトラックが轟音で走っていきます

これには参りました

延々と6kmもあるんです

口をふさいで、ただひたすら歩きます

巡礼路を変えた方が良いと思うのは私だけではないと思います

 

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ようやく今日のAlbergue に到着です

今までで一番早く着きました

13:30

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早速、シャワーと洗濯です

ビールを飲んでお昼寝

街はシエスタに入るので、夕方出かけてみます

洗濯物は18時ごろには乾いていました

これで靴下をぶらさげて歩かなくてもよくなりました

 

宿に中国人の2人がいました

北京から来たそうです

さすがに逞しく、いつものように中国語で大きな声で話しています

調理場ではハムとパン、チャーハンを作ってます

どこに行っても凄い民族です

英語はできないようです

笑顔でコミュニケーションを取っているようです

 

記録

出発;7:30

到着;13:30

天候 ; 晴れ 28℃

宿名;  Pedro Solís Priglims Hotel

出費;ビール 1.10€

           宿代 6€

           夕食  10€

           明日の朝食と行動食 6.37€

距離  : 24.8km