Camino de Santiago 旅日記

新しい旅を計画しています

【アメリカ一周バス旅】3.Colorado,Nebraska,Iowa

次の目的地はデンバー。525mile 9時間の旅 連日のバス泊。

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Colorado州に入った。

 郷里の友人と空港で待ち合わせをしていたので、どうしても、この日にデンバーに着いておかなくてはならなかった。翌日、待ち合わせのデンバーの空港へ。予定の便が大幅に遅れ、長い時間ロビーで待機。一人旅に慣れてきていたので、人の都合に合わせるのが非常に億劫に感じた。何とか友人と合流してダウンタウンのYMCA10.50$へ投宿。

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 翌日、バスでスキー場のVailへ移動。97.1mile 少しユタ州に戻った。

 ここに2泊してスキーを楽しんだ。ここは北米最大級のスノーリゾート。ホテルもここでの安宿料金で63.18$、レンタル代10.00$  リフト代18.00$ と使いました。今は1日リフト券だけでも200$するそうです。

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ここのスキー場、ゲレンデが広い、そして長い。全長6km以上もあって、滑り降りるのに途中休憩が必要なほど。レンタルのスキー道具も申し分なく、快適なスキーリゾートを楽しむことができました。

 写真を見るとゲレンデが広くて人が小粒にしか写っていませんね。

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貧乏旅行から一気にリゾート旅行。

十分堪能したところで、また貧乏旅行に戻ることになります。

次の目的地はシカゴ。途中、ネブラスカ州オマハに立ち寄りましたが記憶にない。

アイオワ州に至っては通過しただけで、バス泊を2日も続けてシカゴに向かった。

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使用金額157.89$

移動距離720mile

 

【アメリカ一周バス旅】2.Nevada.Utah

バスでリノまで移動。162mile

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 Nevada州に入った。途中シエラネバダ山脈を超えたが、意外なほどあっさり峠越えをしたので少しがっかり。ヨセミテ国立公園とか寄ってみたかったけど。また次回。

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 リノはラスベガスに次ぐギャンブルの街。ゴールドラッシュの時に栄た街としても有名。なのでバスディーポでもスロットマシーンがずらっと並んでいて、皆さん熱心にお金を投入していた。私も少しだけ参戦したが早々に退散して、ベンチでサンドイッチをほおばった。懐が淋しい人は立ち寄るべからず。

 ここで安宿を見つけるのは至難の技だとすぐに判断して、バス泊を決意してソルトレイクシティまでロングドライブ。518mile 

 8時間以上のバス旅。景色は行けども行けども代わり映えしないところで、ただひたすら眠っていた。

 ユタ州に入った。ユタ州といえばソルトレイクシティ。この街モルモン教徒の街。ギャンブルの町から信仰の街にきた。この落差もアメリカなんだと実感した。街では公共の場所ではアルコールはもちろんのこと、コーヒーも飲めない。飲み物といえば水かジュースしかない。正に禁欲の街。タバコなんてもってのほか。

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 時間があったので、街をぶらり。末日聖徒イエス・キリスト教会、いわゆるモルモン教会の本部に行ってみた。デカイ、豪華な教会。いかにもアメリカの教会。近代的。

 ここで親切なおじさん信徒さん(Andersonさん)に声をかけられ、適当に相槌をうっていると教会内の一室に案内された。そこは日本人女性のオフィス。Mitaraiさんという方だった。その方はこの本部で教会関係の仕事を長年されているとかで、しばらくお話を伺った。

 その後、Andersonさんに連れられて、その友人たち(Bill ForsythさんとQuentin S HaleさんとLyle Greenさん)と食事に出かけた。中華料理の店。気を利かせてくれたのだろうが、あまり美味しくなかった。共産主義は絶対排除すべきだ。アルコール、コーヒー、タバコは人間をダメにするとかいう話を承った。

 最後にはLyle Greenさんが作ったFlip Flap命名のコースターのようなプラスチック製の円盤を見せてくれた。盤の両面には広告が載っている。これをアメリカで売り出すとか言っていて、日本でも売れるかどうか訊いてきた。どうみても売れそうもない品物。返事に困っていると2枚ほどサンプルで持っていけと言う。何年か前まで持っていたが、その後ヒットしたとは聞いていないので、やはり売れなかったのだと思う。

 その日はバス移動の日と決めていたので、おじさんの泊まって行けとの誘いを断り、Bus Depotへ向かう。最後におじさんの娘さん(Debbie Green)と電話で話をと言うことで、日本に来たら会おうねと言ってバスに乗った。

 いろいろ親切にしてもらって印象深い街でした。

 ちなみに時間がなくなってソルトレーク(湖)は観ていません。

使用金額1.50$  ソルトレークシティでは全てゴチになった。

       おまけにLyle Greenさんから小銭6$頂いた。

移動距離680mile

 

【アメリカ一周バス旅】1.California

出発 

1981.02.06  HANEDA---SAN FRANCISCO 

 当時の超格安チケットが中華航空。そのため、羽田空港から出発。

乗客はもちろん台湾人ばかり。CAも中国語で話しかけてくる。見た目はみな同国人にしか見えないのだろう。

 誰とも会話することもなく無言でひたすら耐えた。機内食はもちろん毎回中華料理。

 サンフランシスコ空港到着。その日泊まるホテルも予約してなかったので、空港で知り合った大阪の大学生(森口さんと伊藤さん)が泊まるホテル(Hotel Stratford. 242 Powel St. )まで一緒に行った。1泊だけなら空き部屋があったのチェックイン(1泊10.90$の安ホテルRoom412)。何とかなると思っていましたが、何とかなりました。

翌日からは一人でダウンタウン見物。

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路面電車に乗って完璧なお登りさん。これぞサンフランシスコと思った。

 (40年前の写真なのでセピア色)

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・フィッシャーマンズワーフ 名物のカニをたらふく食べた。2.45$

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・セイザータワー 日記には塔に登ったと書いてあるが記憶にない。

ロンバートストリート 当時よく映画に出ていたところで完全にお登りさん気分。

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このストリートミュージシャンが印象に残っている。

アメリカだな!と思ったのでしょう。

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サンフランシスコには3日滞在したが、なぜか、ゴールデンゲートブリッジは行っていない。(2-3泊目はYMCAに9$x2で宿泊)

 

1981.02.09 州都サクラメントに向かった。87.9mile

 サクラメントにはバスの乗り継ぎに立ち寄っただけ。バス待ちに立ち寄った公園で大きな木の下でくつろぐ人々やリスが走り回っているのをぼんやり見ていた。

 その日のうちに、兄が住んでいるチコという町に移動。89.7mile

 カリフォルニア州立大学のチコ校がある大学生の街で、全くみるべきものはない。

 大学のショップでCSUCのスウェットパンツとTシャツを買った。31.64$

 兄の住んでいるアパートでしばらく滞在し、友人たちや教授家族を紹介してもらった。夜は安いバーで兄の友人たちと酒盛り。みんな平気で飲酒運転で飲みに出かけて、帰りには他人の家の庭にある郵便ポストをなぎ倒しながら家路についた。

 ここでのんびりして居たら、単なる酒浸りの日々を過ごすことになると思い、移動することに決めた。

使用金額121.65$

移動距離177.6mile

 

【アメリカ一周バス旅】青春

学生時代の思い出の旅 

バスを乗り継いでアメリカ合衆国をぐるっとひと回りした時の記録です

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1981.02.06  HANEDA---SAN FRANCISCO
1981.02.19  CANADA入国

 途中MEXICO入国(1981.03.05)
1981.03.13  LOS ANGELS---HANEDA

学生最後の思い出にと、アメリカ一周の旅へ出かけました。もう40年も前の旅。

貧乏学生の身なので、飛行機は中華航空の超安値チケット往復で6万円位。

アメリカの移動はグレイハウンドのバス。40-50日間の乗り放題で、確か6万円位だったと記憶。

宿泊は車中泊か飛び込みで空部屋を探して安宿めぐり。(15$位)

食事も粗末なもので、朝Mac、昼Sand、夜King(バーガーキング)。たまには、硬いステーキ肉(4-9$位)。

当時は1$が220yen位でした。

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初の海外旅行でしたが、一人、バスでアメリカ一周なんて、よくしたものだと思っています。

もちろん、インターネットもスマートフォンもなく、情報源は旅のバイブル”地球の歩き方”のみでした。

若かったからできたのでしょう。でも、この時に私の旅のスタイルができたのかも知れません。

ずいぶん昔の若かりし頃の旅を思い出しながら綴ってみます。

 

 

 

【新たな旅】ルート再構築

前回の更新から、まる1年になろうとしています。

予定では、今頃、南米を出てアフリカにいるはずでした。

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COVID-19で自宅待機の状態です。

 

この状況では来年も期待できそうもないですね。早くて2年後?

が、しかし

安全に旅をするにはワクチン接種が行き渡らないことには、どうしようもありませんね。南米、アフリカとかチベットとかになると、いつになるか見当もつきません。

 

今の状況では、アフリカは断念せざるを得ません。行けてもエジプトだけかな?

そうなると、イギリスを入れてストーンヘンジを見てみたい。

途中、スペイン巡礼の銀の道み組み入れたり、、、、。。。

いろいろ妄想だけはしています。

 

ANAのマイルは着々と溜まっていき、いつでも出発できるのに、、、、。

マイルの期限切れはANAの計らいで1年半猶予されましたが、2年まで延長してくれないかな? 2年後に行くとしても来年の3月ごろにはチケットを確保しようと思っています。

 

さて、さて、どうなるのでしょう?

みちのく潮風トレイルを歩く

今年の旅は”みちのく潮風トレイル”に決めました。

長距離自然歩道
サイトではこのように紹介されているロングトレイルです。

みちのく潮風トレイルは、2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災からの復興に資するため環境省が策定した、三陸復興国立公園の創設を核とした「グリーン復興プロジェクト」の取組みのうちの一つです。環境省をはじめ、4県28市町村に及ぶ関係自治体、民間団体、地域住民の協働により、青森県八戸市蕪島から福島県相馬市松川浦までの沿岸地域で段階的に開通が重ねられ、2019年(令和元年)6月9日、全長1,000キロを超えるナショナルトレイルとして全線開通しました。みちのく潮風トレイルの特徴は、東北太平洋沿岸ならではのダイナミックな海、川、里、森と連続する美しい景観です。自然と共にある人々の暮らし、積み重ねられた歴史・文化は、厳しくも豊かな自然の恵みと重なり合いながらいまに繋がっています。また、歩く中で生まれる人と人との温かな交流もこの道の大きな魅力の一つです。歩く速さだからこそ感じられる喜びや、新しい気づきがきっとここにあります。
ぜひ、東北の歩く旅へお出かけください。 

とあります。四国遍路道も歩いてみたいと思い続けていますが、 今回はセクションハイクで1,000kmを歩く考えです。

情報収集として、

環境省が提供しているトレイルマップを入手 

全28種類もあって広げるだけでも一苦労の代物です。その割には情報量も少なくどうしたものかと。。

・みちのくトレイルクラブ発行のハイキングブックマップ

全10冊 情報量はだいぶ充実していそうだが、値段が高め。全部揃えると14,850円なり。収益の一部はトレイルの維持・整備に活用されるそうなので応援の意味を含めて購入しようと思っています。

・GPXデータ

紙の地図を広げて歩くのは、すごく面倒なので、名取トレイルセンターが公開しているデータをmaps.meに入れて完成。これで雨の日でも大丈夫。

・宿泊場所情報の入手

コロナ禍での旅なので人に迷惑をかけたくないと思い、大部分をテント泊にする予定。

しかし、調べてみるとキャンプ場は北部にはあるが、南部はルートから大きく外れているため利用できない。尚且つ、ホテルも少ない。そうなると野宿か?

Camino de Santiagoのように安宿が適当な場所にあると助かるのですがね。

・とりあえず、セクションを5つに区切って2-3年かけて歩いてみます。

 

ハイキングブックマップの逆から北上する予定です。

 

 第一回目は5月連休明けかな? 

オリンピックのボランティアのスケジュールが確定したら行く予定です。

【新たな旅】ルート検討中

今回は世界一周のルートを考えてみます

参考にしたのはこの本

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世界の絶景Trailが紹介されています

必要な期間や難易度も書かれているのでとてもわかりやすい

熊野古道も KUMANO KODO 日本の偉大な聖地巡礼として紹介されています

コースは滝尻王子から那智大社までの中辺路で

距離は70km

所用日数は5日

レベルは初級から中級 

となっています

このレベルの感覚が自分に合っているかが大事ですけどね

 

その他では憧れの北米アパラチアンやジョンミューア

南米のサルカンタイやトーレスデルパイネ

アフリカ、ヨーロッパ、中央アジアの絶景トレイルが紹介されています

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見れば見るほどここも行きたい、あそこも行きたい所ばかりですが、マイルで旅するには全然マイルが足らないし1年かかっても不可能です

そこで今回の世界一周は

南米

・サルカンタイ トレイル(ペルー)

・ワイナポトシ登山(ボリビア

イースター島トレイル(チリ)

トーレスデルパイネ トレイル(アルゼンチン)

アフリカ

キリマンジャロ登山(タンザニア

中央アジア

・エベレストベースキャンプトレイル(ネパール)

にすることにしました

標高5,000mを超えるところもあるので高山病には注意です

 

そして旅の途中に遺跡巡り

学生時代から行ってみたかった

メキシコでマヤ、アステカ文明の遺跡を訪ねます

Teotihuacan

Chichén Itzá

Uxmal

Palenque 期待で一杯です

危険地帯の中米はパスして

空路ペルーに入り

Lineas de Nasca  ナスカの地上絵をみて

クスコ近郊の遺跡群をみて周り

マチュピチュ遺跡にはサルカンタイトレイルを歩いてから登ります

本当はインカトレイルを歩きたかったのですが半年前からの予約が必要とのことで断念します

 

ティティカカ湖では

小学生のころ読んだコンチキ号漂流紀に出てくる葦の世界

浮かんだ島に泊まります

 

人気のウユニ塩湖は興味がないのでパスして

 

ボリビアのラパスからチリのサンティアゴに飛んで

イースター島に行きキャンプ  

モアイに会って、トレッキング 

その後、チリを南下してパタゴニアのゾーンへ

天候次第で何日かかることでしょうか?

ここにも古代の遺跡があるのですがアクセスが悪いので残念ながらパスです

 

その後、空路ブエノスアイレスからプエルトイグアスに飛んでイグアスの滝を観光

ここでは完全に観光客になります

 

ブエノスアイレスに戻りエチオピアアジスアベバを経由してタンザニアキリマンジャロに向かいます

なんとか雨季に入る前にキリマンジャロに登り

セレンゲティかンゴロンゴロ自然公園を訪ね野生動物を見てみたいと思っています

 

次はエジプトへ

カイロ、ルクソール、アスワン、アブシンベルと遺跡巡り

その後、

ヨルダンのペトラ遺跡をみてカイロからネパールに行って

最後のトレッキング エベレストベースキャンプ

飛行機の都合によってはアンナプルナに変更するかもしれません

これで長い旅も終了しタイ経由で帰路に着く予定です

 

特典航空券で世界一周するには南北の移動はマイルの消費が大きく、

自ずと自力移動の距離が増えてきます

南米ではLCCと長距離バス、アフリカ大陸でもLCCを使って費用をセーブします

南北移動の総費用は40万円はかかりそうです

東西移動は特典航空券でカバーして、諸費用が7万円ぐらいでしょうか

あとは宿泊費と食費ですね

期間は3ヶ月

いくらかかるでしょうか

安全第一の選択で行こうと思います

 

出発間際に変な感染症が流行らないことを祈るのみです

一応、黄熱病の予防接種やA型肝炎のワクチンは接種して行く予定です